【登山はじめるか迷っている人へ】手持ちの服だけでも日帰り登山できます
前回のブログでは「登山初心者がまず揃えるべき道具3つ」について語りました。
でも思いました。「道具何買う?」って思うってことは、もう山登りする気があるってことですね。
その前段階の、
「やってみたい気持ちはあるけど、続くかわからないし道具買ってまではちょっと・・・」
「誘われたし行ってみたいけど、何を着ていけば?」
という人も多いのではないかと。
服装のために山登りのハードルを高く感じるのはモッタイナイので、「手持ちの服だけで低山登山を楽しむためにオススメのもの」というテーマで語りたいと思います。
尚、登山は自然の中で楽しむもの=怪我などのリスクがあるスポーツです。その為、ここでは人の多い・危険箇所が少ない低山・里山を楽しむことを念頭にしました(それでもリスクはありますが)。富士山をスニーカーで登った私が言うのも変ですが(若さで何とかなったけど・・汗)、安全に、でも必要以上に構えずにまずは山に行ってみてほしいです。
前日までにやること:情報収集・買い出し・天気チェック
「週末天気良さそうだし桜を見に行きがてら高尾山いこうかな」
「誘われた山登りの日程が決まった」
ということになれば、その山行日までに情報収集です。
山雑誌を見たり、ネットで山に行った人の記録を見ると参考になります。
グループ登山の方は、皆で連絡を取り合って「私はグミにする」「じゃあ私はチョコ」など、お菓子が被らないようにして買い出しをします。(女子登山だけ?)
※これをしないとバタピー被りなど多発※
情報収集することで心構えができますし、モチベーションを維持することができます!
そして、いよいよ数日後という段で天気予報をチェックし、当日を迎えます。
【はじめての登山】これを着て・持っていけば間違いない
1、【下着】速乾性アンダーシャツまたはヨガウェア
まずは女性へ向けて。
「登山の時って普通のブラでいいの?」って思いませんか?私は思いました。個人的には、歩行時間3時間半までは普通の下着でOKです。それ以上の歩行時間や、3時間半でも夏場など汗を多くかく場合、スポーツブラにした方が良いです。
そして男女ともに、下着は速乾性のアンダーシャツですね。間違ってもコットン100%やヒートテックにはしませぬよう。汗を吸っても発散されないので。
ユニクロのエアリズムやイオン、ベルメゾンなどの【汗対策インナー】でとりあえず良いと思います。ヨガウェアもストレッチが効いていて結構好きです。(ただし速乾ではないかも)
▼汗取りパットが大きいのが魅力。
[ベルメゾン] (サラリスト) 汗取り インナー 前後 Vネック 三分袖 ストレッチ タイプ 大汗さん オフホワイト サイズ:L
2、【中間着①】お好きなTシャツ (できれば化繊素材)
下着の上に服を着ます。季節によって長袖でも、半袖でも。あれば、ポリエステルなどの化学繊維でできたものだと体温や汗を逃してくれます。
とはいえ、持っていない場合は綿(コットン)でも大丈夫です。いきなり大変な山に行くわけではないので、動きやすいものを着たらよいと思います!
※本来、綿は熱・湿度を外に逃がしにくいので登山には不向きです。まずは山に行ってみて、続けるようなら綿以外の素材の服をゲットしてください!
【女性へ】
※脇汗を念頭にグレーのTシャツなどには要注意※
3、【上着①】ウインドブレーカー(なければシャツ等で代用)
上着としてウインドブレーカーを羽織ります。私は持っていなかったので普通の白シャツやネルシャツを着ていました。
▼熱は籠るけど登山服高いから手持ちの服で登ってました。
▼あると便利ですよね。少しの雨なら弾いてくれるのも◎
4、【上着②】UNIQLOウルトラライトダウンジャケット
100m標高が高くなるごとに0.6度気温は低くなります。ということは、1400mの山なら山頂では平地より-8.4度ということになります。
季節や登る山の標高によりますが、寒さ対策にダウンジャケットがあると心強いです。私の周りでは所有率90%のユニクロのウルトラライトダウンなどがオススメです。
●ユニクロ/UNIQLOフーディー/ウルトラライトダウンジャケット■灰【M】LADIES/T26【中古】
5、【ボトム】タイツ&ハーフパンフかデニム以外のロングパンツ
汚れても良い、歩きやすく、足さばきの良いパンツで。とりあえず山に行く!をゴールとしているので、正直ジーパン以外なら何でもOKです。
春~初秋は、タイツやスパッツとハーフパンツも暑さ対策としても良いです。(スカートは地面に座る時、パンツ見えないか心配になるので個人的にはズボン型が好みです)
スカートだけ、ハーフパンツだけはオススメしません。蚊に刺されたり、擦り傷を作ったりすることになるので肌は露出しない方が良いです。
6、【靴】汚れてもいいスニーカー
歩きやすいもので。
雨かも?という天気なら、100均で売ってる防水スプレーをかけておくと安心です。
7、【小物】帽子、小銭と財布、リュック、汗ふきタオル、日焼け止め
ここに書いた通りですが、特に注意は小銭でしょうか。首都圏近辺の山でもSuicaなどの交通系ICカードが使えない駅も多いですし、登山道にあるトイレにトイレチップを入れる場合、100円玉がないと困ります。
普段長財布を使っている人は小さ目の小銭入れやポーチに必要なものだけ移して持っていくと良いです。お財布って結構重たいですよね。
夏は日焼け止めを忘れずに!標高が上がるほど紫外線が強くなります。
8、【食糧】お昼ご飯、お菓子、水の量は?
山では買えないので、地上で購入して持っていきます。山で食べるおにぎりは地上の100倍美味しいです!
私的お菓子のオススメは
春夏:ドライフルーツ(チョコは溶ける。クッキーは口の中の水分を持っていかれる)
秋冬:マシュマロやチョコ
です!桜餅のような季節感のあるお菓子も良いですよね。
水の量は悩みますが、季節と行程の長さによるので何ともいえません。
個人的には
春の低山:500mlを1~2本
夏:500mlを2~3本
冬:500mlを1本
位が目安です。例えば高尾山のように山頂に売店があれば地上から持っていくのは1本で良いですし、情報収集して決めます。
日帰り登山で4本以上持っていくことはないです。男性ではそうでもないかもしれませんが、女子的には4本=水だけで約2kgを持つのは重たいので。
9、【温泉】下山後に温泉がプランニングされていればタオルを
下山後温泉に行く行程になっていれば、タオル、着替え、メイク落しなどを持っていきます。
夏以外は着替えといっても下着だけで問題ないですが、ここはお好みですね。ワンピースとか開放感ありますが、荷物重くなりすぎないようお気を付けください。
【女性へ】温泉後、眉ペンシルだけでもあると安心です。
前日の大切なこと:早寝
私が最初山に行く時に思ったことは「朝が早い」ということでした。6時に家出るとかざらにあって早いよ・・・。
なので、起きられないという最悪の事態を回避するため、早寝が大事です。仲間と行く場合にはモーニングコールとか、モーニングラインとかでまずは起きましょう!
まとめ:登山初心者はユニクロの活用でとりあえず低山へ
今回は登山初心者というよりも、その前段階として「まずは一回山へ行く」ということを目指した場合のことを書きました。
読み返して思いましたが、特別な服装は何もなかったです。
危険箇所の少ない低山であれば、普段着の動きやすい恰好なら行けます!
まずは一回山へ出かけて、ハマったら徐々にアイテムを揃えていったら良いと思います。
山を楽しむ人が増えてハッピーな休日をすごせますように!
★FIN★