【那須】三斗小屋温泉・煙草屋旅館で露天風呂&茶臼岳登山&鹿の湯/公共交通機関利用
9月のシルバーウイーク、週末になるとなぜか台風ばかり…そんな天気の中、晴れ間を見て那須へ温泉と登山に行ってきました。ずっと行きたかった三斗小屋温泉に宿泊し、那須朝日岳と茶臼岳の山頂を踏む、楽しい登山になりました。
1、那須・茶臼岳とは/ロープーウェーでいける百名山
以前は百名山の「那須」と聞いて「栃木の那須高原にある山なんだな」とぼんやりと思っていましたが、「那須岳」という山は正式には存在せず、いくつかの山の連なりの「那須連山」と呼ぶのが正しい、と、山登りをするようになってから知りました。
那須連山は茶臼岳・朝日岳・三本槍岳などの総称で、一般に「那須岳」というと、活火山であり今も噴煙を上げる「茶臼岳(標高1,915m)」を指します。
那須連山の最高峰は標高1,917mの三本槍岳なので、茶臼岳は那須の最高峰というわけではありません。ただ、どこからも目立つ大きな山容、荒々しい噴煙や火口は那須の盟主と呼ぶにふさわしいと思います。
那須では山頂手前までロープーウェーが通じているため、親子連れや温泉旅行ついでなど、本格的登山でなくても手軽に登ることができます。
もちろんロープーウェーを使わない登山ルートや、那須連山の縦走などルートは多数あり、「単純往復でつまらない」なんてことはない、登って楽しい、歩いて素晴らしい山です。
2、日程、那須の登山ルート
日程:2019年9月21日(土)〜22日(日)
2週続けて3連休のある9月。連休を使って山に行こうと思ったのに生憎の雨予報。日本全国的に本当にどこもかしこも雨予報 。。。
どこも行けないのは悔しいので、雨でも楽しめる「山と温泉」をテーマに那須に行くことにしました。
登山ルート:那須岳登山口~峰の茶屋~煙草屋旅館(泊)
旅館~隠居倉~熊見曽根~朝日岳~茶臼岳~RW下山
▼今回の私のコースタイム
1日目:
(13:07)那須ロープーウェイ横登山口発~(14:10~14:20)峰の茶屋~(15:25)煙草屋旅館着
2日目:
(7:30)煙草屋旅館発~(8:20)隠居倉~(8:45-8:50)熊見曽根~(9:05-9:10)朝日岳~(9:50)峰の茶屋~(10:33-11:00)茶臼岳~(11:13)牛首分岐~(11:37)牛首~(12:05)那須ロープーウェイ山頂駅ゴール
3、三斗小屋温泉泊の那須の山レポ
■アクセス編 電車とバスで那須へ
前日に私はひとり旅行に行ってました。ということで、一緒に行く旦那さんとはJR那須塩原駅で集合。
天気予報はいまいちの土日なので、登山口から2時間歩いてそのまま三斗小屋温泉「煙草屋旅館」に宿泊するプランです。
11:20 JR那須塩原駅に降りたち、10分後に来る旦那さんを待ちます。私は新幹線で来ましたが、旦那さんは有料特急を使わず鈍行の快速列車を使っての節約アクセスです。
那須塩原駅を降り、西口ロータリーへ。バス乗り場が複数あるので、バスの10分前には到着しておきたいところ。駅のキヨスクはありますが、コンビニは西口にはありませんでした。
11:45のバスに乗り、那須ロープーウェイへ向かいます。
那須塩原駅からロープーウェイまでは片道1,400円。翌日も乗るので、フリーパス券を買いました。フリーパス券(有効期限2日間)は2,600円なのでこちらの方がお得です。
バスの運転手さんに「フリーパス券売ってますか?」と聞いたら「ありますよ」と売ってくれましたが、聞かないとアナウンスはされてなかっただろうなという感じ(笑
登山をするには遅いバスなので、乗っているのは外国人観光客やデート中のカップルで、登山の人はいませんでした。
バスに揺られること1時間17分・・・
この時点で標高1,390m。やっぱり曇天です。
■登山口より三斗小屋温泉「煙草屋旅館」
ロープーウェイ乗り場で登山届を出し、お手洗いも済ませたら出発しました。ロープーウェイを使ってから登山することももちろんできますが、この日は三斗小屋温泉に行くだけということで、文明の利器を使わずにちゃんと歩きました。
ロープーウェイの建物から一度道路に出て、坂道を1〜2分上った道路の左側に登山道への道があります。
▼この階段
霧が深く、小雨もちらついていたたのでザックカバーをつけてスタート。
登山道はよく整備されていてかなり歩きやすいです。序盤から真っ白なので写真は割愛。
▼この写真がこの日の中では霧晴れたほう。
ガスっているので景色は全く見えませんが、それは承知の上で来たのでガッカリはしませんでした。涼しくて虫もいないし、汗をかかないので快適です。
登山道にはこのような↓看板がところどころにあり、那須連山への知識を深めながら歩くことができます。
この手の看板をスルーする派と読む派と分かれますが、私はしっかり読む派です。覚えていないので知識としては増えませんが、単純に面白いですよね。
時々下山する方とすれ違いました。こんな天気でも登ってる人がいるとは、さすが人気の山です。
14:10 峰の茶屋に到着しました。
茶屋という名前ですが、避難小屋のような休憩所で、売店やお手洗いはありません。
この辺は強風地帯。この日は穏やかでしたが、風の通り道になっている場所です。風をよけて休憩できるだけでもありがたいです。
ここが分岐になっており、今日は茶臼岳には進まずに三斗小屋温泉へ向かいます。岩の道標に「三斗小屋 2.9km」の文字が。
峰の茶屋から三斗小屋温泉へは下り坂をまずいきます。
火山らしくザレていて滑りやすい・・
天気が悪くて景色が見えなくても、お花を見つけたり、看板を読んだりして結構楽しく歩けました。
こちらのお花はエゾリンドウ。紫色の発色が綺麗です。オヤマリンドウとの違いは、エゾリンドウは茎の途中にも花があることだそうです。
鉱山事務所跡を過ぎると森の中の登山道になります。森に入ると風もなく、また雰囲気が変わって歩くのに飽きません。ただ、この辺は熊もいるので熊鈴を鳴らして歩きます。
雨に濡れたトリカブト。秋の花は紫色の花が目立ちます。
やがて沼原(ぬまっぱら)への分岐に来ました。以前来たときはここを沼原方面へ進み、ロープーウェイで下山したのでその時から三斗小屋温泉へ行きたかったのです。
登山道は引き続き歩きやすい森の中の道です。
そして・・・
15:25 三斗小屋温泉「煙草屋旅館」に到着しました!レトロな雰囲気でわくわくします。
三斗小屋温泉には二つの温泉旅館「煙草屋旅館」と「大黒屋」があります。
煙草屋旅館の方が山小屋っぽく大黒屋の方が旅館っぽいそうですが、煙草屋旅館には露天風呂があるのでこちらにしました。あと、「煙草屋」という屋号に惹かれて。なんとなくノスタルジックで素敵な名前ですね。いつか大黒屋さんにも泊まってみたいです。
■混浴温泉のある煙草屋旅館
ずっと来たかった「三斗小屋温泉 煙草屋旅館」に来れました!
山で温泉に入れるというだけで価値がありますが、日帰り入浴はやっていないので宿泊客しか温泉に入れないのです。
一泊二食付きで大人9,000円です。お風呂も入れて食事もしっかりでるのにこの価格はお安いですね。
▼公式ホームページ
宿泊のご案内|三斗小屋温泉 煙草屋旅館|那須の秘湯「三斗小屋温泉」の宿(那須塩原案内所)
入口でチェックインを行い、お部屋に行く流れ。よくわかっていなくて他の方と相部屋だと思っていたのですが、どうやら宿泊客は全員グループ毎に個室になっているようでした。だから満室になるのも早いんですね。山小屋だと思っていたので個室だったことに驚いてしまいました。
お部屋はこんな感じの4畳半個室でした。私達は二人ですが、人数が多いともう少し広い部屋のようです。山小屋の個室利用はもう随分してないのですが、やっぱり着替えに気を遣わなくていいので楽ですね。
荷物を置いたら、早速お風呂に向かいます。
煙草屋旅館のお風呂は3か所あります。
①露天風呂(混浴)【女性専用時間15:30~16:30、18:00~19:00】
②女性専用内風呂 13:00~20:30、5:00~6:00
②共同内風呂(混浴)【女性専用時間14:30~15:30】
▼旅館の入口にも時間が掲示してあります。
私達が旅館に到着したのは15:30を過ぎていたので、私は共同内風呂は使えませんでした。女性専用時間以外は混浴ですが、バスタオル禁止の混浴風呂に行けるようにわけもなく。
夕食が17:15~なので、その前に露天風呂に向かいます。旦那さんは共同風呂に行きました。
露天風呂へは2階のドアを開けて外通路を通って行きます。サンダルが置いてあるので靴などは持っていかなくてOK.
外にいきなり温泉の湯舟があります~!本当に露天!
山の中の温泉ということで体を洗ったりは出来ませんが、温泉に浸かれるだけで幸せ。
湯船の隣に脱衣スペースがあります。時計があるのがありがたいです。女性専用時間過ぎてしまうとまずいので。貴重品ボックスなどはありませんでした。
お湯の透明度はこんな感じでした↓(手首までお湯に入れてます)
透明度高いのでこれは混浴では無理ですね~。バスタオル禁止です。
私は女性専用時間に来たのでゆっくり入れました。生憎のガスガスなので景色はありませんが、晴れていると山が見えます。翌朝は晴れていて男性が結構入っていたようです。また晴れた日に来たい!
さて、1時間弱温泉に浸かってゆっくりした後は、17:15からの夕食を待ちます。この煙草屋旅館では食事の時間を太鼓の音で知らせてくれます。玄関に立派な和太鼓がありました。
実際に夕食になり和太鼓が鳴らされましたが、これが二階の各部屋にもよく聞こえるんですよね。よく考えたな~と。人の声よりもはっきりと聞こえるのでいいアイデアですね。
こちらがこの日のお夕食。
生姜焼きにおでん、山女?の甘露煮などボリューム満点で美味しかったです。特にご飯がすごく美味しかった!普段お米は一膳しか食べませんが、美味しくてついお替わりしちゃいました。
夕食も朝食も、この食事会場で皆一斉に食べます。こちらの写真は朝食後の写真ですが↓このように畳の和室で一人ずつお膳にセットされています。旅館ぽい。
夕食後もまだまだ温泉を楽しみます。旦那さんは露天へ、私は女性専用内風呂へ。私が行ったときはちょうど誰もいなく、独り占めでした。
家庭のお風呂のような狭めのお風呂なので、混んでいたら時間を改めるとよいです。内湯にも洗い場はありません。ちょうどいい湯温で肩まで浸かります。
体の芯からぽかぽか温まり、山で温泉に入れる贅沢に感謝です。
入浴後、まだ寝るには早いし夫婦二人だとお酒もあまり進まないし・・・ということで図書室に来ました。旦那さんは三度目の風呂へ。
談話室(図書室)は別館の1階にあります。別館へは玄関を出ると渡り廊下でつながっているので、雨にも濡れずに移動ができます。
久し振りに沢木耕太郎「深夜特急」を読んで急激に中央アジアに行きたくなるという不思議な山の夜でした。「深夜特急」は短い章ごとになっているし小説ではないし、山小屋で読むのに向いてますね。旅情をそそられます。
眠くなってきたところで、個室に戻って就寝。。ぐっすり眠れました。
■2日目:小屋〜朝日岳〜茶臼岳へ
翌朝。早寝しているので静かでも5時過ぎには目が覚めました。朝食前に朝風呂へ。露天は女性専用時間が朝にはないのが残念ですが、内風呂も気持ちのいいお湯だったのでまた入ります。
朝ご飯は6:30~。また太鼓の音が。山の朝としてはゆっくりな時間設定です。
こちらが朝ご飯。品数は多くないものの、温泉卵がありました!前日に引き続き美味しいご飯に卵をかけていただきました。元気が出る!!
用意をして出発する際、煙草屋旅館の前で記念写真を撮ろうとしていたら、宿のご主人が「撮りますよ」と声を掛けてくださりました。ありがたくシャッターを押していただいたのですが、こんなところが旅館だな~とプチ感動しました。
山小屋だとスタッフの方から「撮りますよ」と言ってくださることはほぼないので。山小屋を悪く言っているわけではなく、煙草屋旅館は簡素な設備かもしれませんが旅館だな、と思いました。
7:30 煙草屋旅館出発!
旅館裏手の隠居倉(いんきょぐら)への道を進みます。
スタッフさんお手製と思われる隠居倉への看板に熊が描かれているのが怖い・・・
実際、熊の気配がしました。
煙草屋旅館を出てまだ10分しか経ってない辺りで、なんとなく獣の気配。カサッだかグルルだか、なんか音がする。。。
▼熊の気配を感じた登山道。
つい無言になって聞き耳をたてた私に対し、旦那さんは無言で熊鈴をリンリン鳴らしました。この時は二人で「熊いる?」と話したわけではなく、二人とも同時に気配を感じたようです。
・・・てことは、いたんだろうなぁ〜 怖!
ロープーウェイで来れる人気の山でも、動物の住処です。
花を見つけた昨日と変わって、今日は小さな秋を見つけました。
実らの秋。紅葉はまだですが、着実に秋はすぐそこに来ています。
登山道を進むと、温泉が地面から噴き出している場所に出ました。硫黄の臭いが立ち込めていて、煙も上がってます!
▼地面からボコボコ沸いてました
▼温泉と噴き出す煙
三斗小屋温泉はここから引いているのでしょうか。さすが火山。有毒ガスとかいきなり来ないか怖いのでそそくさと退散しました。
この噴煙の場所まで来るとだいぶ樹林帯から抜け、歩く稜線を見渡せるようになりました。
主峰、茶臼岳の荒れた山肌もくっきり見えます。今日はあそこまで歩きます。
那須連山の縦走ですが、三斗小屋温泉からはまず隠居倉というピークを目指します。しっかりと登りますが、蒸し暑くないので快適です。秋だなぁ。同じ山なのに、昨日と全く違う晴天で稜線を行くのが気持ちいいです。
那須は2,000mに満たない場所でも高山植物が咲き、高地のイメージのハイマツも育っています。
三斗小屋温泉から歩くこと50分、隠居倉(標高1,819m)のピークに到達しました。
隠居倉って珍しい名前で、倉というので陰鬱なジメジメした所かと思っていたら見晴らしの良いピークでした。方位盤が設置されていて、今回は行かない三本槍岳方面も見渡せました。
ここから朝日岳方面へ稜線歩きしていくと、次に着くのは熊見曽根。名前の由来はきっと熊が見えたからなのでしょう。
三本槍方面へ行く場合はここから左に行きます。那須連山最高峰もいつか登りに来たいです。
私達はこのまま朝日岳経由で茶臼岳を目指すので右へ。
あの尖った朝日岳へ。隠居倉から熊見曽根、朝日岳と、この後ずっと樹林帯ではない爽快な稜線ハイクでした!
特別危険箇所もなく、紅葉前で空いている山をウキウキしながら歩きました。
やがててっぺんへ。
遮るものが一切なく、周りをぐるーっと一望できました。茶臼岳も間近に見えています。
穏やかな天気だけどちょっと風が強くなると寒く感じました。景色を楽しんだら茶臼岳への道に戻ります。
茶臼岳への登山道は一旦下る道です。
間にある山をトラバースするように巻いて進みます。
すると、茶臼岳がより一層近くなりました。
先程まで歩いた三斗小屋温泉〜熊見曽根には緑もありましたが、朝日岳〜茶臼岳は岩が多く荒々しい山容が続きます。
昨日通った峰の茶屋、アゲイン。別方向からここを通過。
峰の茶屋から茶臼岳への登りは今まで以上にザレた場所でした。難しくはないけど石がガラガラ転がってます。
少しづつ登り詰めていき、やがて山頂へ。
10:33 茶臼岳山頂に着きました。
山頂には祠が。福島県の方や尾瀬方面も見える、絶景!南月山へ伸びる尾根も見えます。
山頂は岩でごつごつしてるので広くはないものの、岩陰で腰を下ろして皆景色を見ています。
ロープーウェイ山頂駅からだと約50分で来れるため、愛犬と一緒に来てる方もいました。
ひとしきり景色を楽しんだら、ロープーウェイ方面へ下山開始。温泉も入りたいので帰りは楽してロープーウェイにします。
ザレた道を下るのでスベる。。汗
普段着で登ってる人も多いですが、スニーカーだとかなり滑りやすいので注意が必要です。
看板まで下ってきました。振り返ると茶臼岳山頂がもうあんなに遠くに。
このままロープーウェイまで行くつもりでしたが、奥に広がる稜線が気になって気になって。
▼この左の稜線
山頂から見えていた南月山への稜線です。ただ、この時は名前もわからず、歩いていったら那須湯元の温泉までつながってそうだな〜と思い、行けるところまで行こう!ということに。
牛首方面へ折れて進みます。あの稜線へ向けて・・・
本当に綺麗な稜線!
ロープーウェイ〜茶臼岳山頂までの道は人でいっぱいでしたが、こちらの牛首までの道では人は少なかったです。でも折角来たらこの道は歩いた方がいいです!
綺麗な稜線を見ながらだと幸せな気持ちになります。跳ねるように自然と小走りになってしまいました。
牛首到着!
ここまで来て、南月山への稜線を歩いても温泉には着かないことに気付き、引き返すことにしました。南月山は次回是非歩いてみたいです。
牛首から来た道を戻り、ロープーウェイ駅へ。
ロープーウェイには立派な看板が。
ロープーウェイは毎時0分、20分、40分発と、20分に一本出ています。営業期間は11月30日までです。
▼公式ホームページ
ロープウェイのご案内 | 那須ロープウェイ(公式ホームページ)
ロープーウェイを待つ間にアイスコーヒーの上にアイスが載ったものを飲んで休憩。
ロープーウェイで山麓駅まで降り、バスに乗り昨日買ったフリーパス券を使い「那須湯本温泉」まで向かいます。
■ロープーウェー下山後温泉「鹿の湯」
那須湯元のバス停で降り、観光案内所の並びにある「Licca nasu Hutte(リッカ ナス ヒュッテ)」で高級バーガーを食べることにしました。
ハンバーガーの大きなモニュメントが目印です。
那須黒毛和牛100%でできたバーガーが売りだそうです。アボカドバーガーと普通のハンバーガーを注文。
お肉の味がしっかりして美味しかったです。ご馳走様でした!
さて、お昼ごはんを食べ終わったらお風呂へ。前に一度行って良かったので「鹿の湯」にしました。那須湯元のメインストリートから階段を下りていきます。
年季を感じさせる建物です。
「鹿の湯」は日本で32番目に古い開湯起源を持ち、1,300年続く温泉だとか。
入浴料金は500円。連休ということもあり多くの人で賑わっています。というか人は多すぎなくらいで、人気のほどがわかります。
お風呂の中ではシャンプー・石鹸類の使用は禁止されていますのでふき取りシートでメイクを拭いて、かけ湯をしたらお湯の中へ。41~48度までの湯船が分かれていて入りますが、私は44度でも熱くて・・・(男性の方は最高48度、女湯の最高は46度)。
鹿の湯の館内に、温泉内を描写した絵がかけられていました。
▼男湯の様子
▼女湯の様子
登山後の汗を洗い流したい気持ちはありますが、熱~い酸性の硫黄温泉に入っているとなんとなく殺菌される気がします笑
温泉から出た後もしばらくは体ポカポカ、いいお湯でした。また来ます!
4、那須登山の感想
2年前から行きたかった三斗小屋温泉に泊まり、2日目には朝日岳~茶臼岳の素晴らしい稜線を歩くことができ、幸せな登山でした。ロープーウェイを使えば茶臼岳単体なら日帰りで短時間で登ることができますが、予約が取れれば三斗小屋温泉に泊まるとより那須連山を堪能できます。
また紅葉や雪山の時期に行ってみたいです!
おわり。
▽▼よろしければ応援お願いします▼▽