【奥秩父】2019年登りはじめは金峰山へ 金峰山小屋宿泊雪山登山
イベント的な富士山登山や尾瀬散歩をいれず、はじめて登山として山に行ったのが2011年4月2日の丹沢の塔ノ岳。山ではすれ違う方々から「山ガールだね!」と言われたりしましたが。
そこから約8年、さすがにもう山ガールとは言われなくなり・・・山女子になりましたが気持ちは変わらず山は好きなまま。
2019年からは、ブログで記録していこうと思います。
金峰山の登山日程、行動記録
- 日程:2019年1月19日(土)~20日(日)
- 交通:レンタカー
- 費用(主だったもののみ):スタッドレスタイヤ付きレンタカー48時間19000円、山小屋1泊2食9000円
- (1日目) 05:15自宅出発~08:30みずがき山荘駐車場(スタッドレスタイヤでOK,今日はほぼ雪なしでした。そしてWCなし!)/08:53登山開始~09:55富士見平小屋(営業中。WC有)~大日小屋~砂払いの頭~14:30金峰山山頂~15:30金峰山小屋
- (2日目) 08:25金峰山小屋発~12:05みずがき山荘駐車場(往路下山)
金峰山登山概要
奥秩父の盟主、標高2,598mの金峰山(きんぷさん/きんぽうさん)へ
山頂直下の山小屋宿泊で雪山登山してきました!
金峰山(きんぷさん、と私は呼んでいます)に来るのはこれが3回目ですが初の冬山です。バスが11月で終わってしまうので、冬に来る場合は車ということになります。バスがある間は公共交通機関の電車&バスでアクセスすることが可能です。
なぜ金峰山に登りに来たか
東京近郊の冬山というと八ヶ岳がありますが、今年は行ったことのない雪山へ行こうということになりました。そんな中、
①山小屋に犬がいる
②山小屋の食事が美味しいらしい
という理由で、日帰りではなく宿泊して金峰山に登ることにしました。犬については後述します。
金峰山、雪山登山レポ
今年は雪が少ないようで、登り始めはノーアイゼン。
こんな鎖場もいくつかあります。
この時まだアイゼンつけてなくてツルツルすべって地味に大変だった・・・
大日小屋のテント場が明るかったのでそこでランチ。玄米パンサンド弁当を持ってきました。アボカドとひよこ豆が(タンパク質とれるし)おいしい!
ここまで樹林帯ですが、シャクナゲがたくさんありました(まだ葉のみ)きっと5~6月頃はシャクナゲのトンネルになるのでは、と。綺麗そう!
そうこうしているうちに、「折角持ってきたんだから」と思い私はアイゼン装着。12本爪アイゼンはオーバースペックですが。雪もふもふではなく、岩と雪のミックスだからチェーンスパイクが便利そう。持ってないです。欲しいな~。
旦那さんは1日目は結局ずっとノーアイゼンでした。ちなみにストックはあった方が良いですが、ピッケルは不要です。
登ってくると、「大日岩」「砂払いの頭」という展望開けるポイントがありました。
↑大日岩より八ヶ岳を望む。美しい・・・
この日は終日天気が良くて、八ヶ岳、南アルプス、御嶽山、富士山など全部丸見えでした!私は全然山座同定できないのですが、白い山々を遥かに望むのは気分がいいです。
写真だとうっすらですが、肉眼だとくっきり富士山見れました!
やっとのことで山頂エリアへ。実はこの登山の2日前まで人生初の断食をしており、そのためかいつもよりバテバテでした。山頂エリアにある五丈岩(ごじょういわ)。
特徴的な形で、夏シーズンだと登っている人もいたり。
山頂も展望良し!
山頂から金峰山小屋までは約20分でした。
犬がいる山小屋・金峰山小屋に宿泊
金峰山小屋は暖かい雰囲気で、小屋の方のお子様達がコタツを囲んで遊んでいました。
そして!会いたかった小屋のわんちゃん・ゆずひこ君(12歳)に会えました!
金峰山小屋のオーナーの飼い犬だそうです。いつもいるわけではないと聞いていたので、会えて感激!
犬好きなので、好きな山で好きな犬に癒されるシチュエーションがたまらないです。とってもおとなしい犬でした。
金峰山小屋情報
- 寝床は二段ベッドのように部屋が仕切ってあるタイプ。
- 布団は羽毛?暖かい
- お手洗いは小屋の外。ライトがつくので夜でも怖くない。ボットン式ですが綺麗。
- 小屋入り口に着替えスペースあり(女子にはありがたい!)
- 談話スペースには薪ストーブやコタツあり
夕食はワンプレート+豚汁+カレーライスでした~
ワインはついてないです。カレーの写真は手ブレしてたので載せないですが、とってもおいしかったです!
小屋で出会った人たちと夜遅くまでお話しさせていただき、新年から幸せな気持ちになりました。山小屋で会う方の口コミって参考になるな~と思っていて、オススメされた山にはつい行きたくなります。
二日目、下山~増富ラジウム温泉~帰宅
金峰山自体は日帰りでも登れる山なので(私は今回めちゃくちゃ時間かかってますが)宿泊することでとてもゆっくりできます。二日目は朝からガスっていたので朝日は諦め
小屋でのんびり朝ごはん食べて、お茶飲んで暖まってから下山しました。
往路来た道を戻ります。
下山時は旦那さんもアイゼン装着。やっぱり下りはすべるので。
約3時間半で下山完了し、増富ラジウム温泉という所へ日帰り入浴に行きました。770円也。ラジウム温泉珍しいのでは?かなりのぬる湯(寒いくらい)で、長風呂したくなります。ぬる湯ですが入っているとじんわり温まって危うく風呂場で寝落ちしそうに・・・
帰りは渋滞にもはまらず帰宅できました。
金峰山雪山登山の感想
危険箇所もなく、長時間行動でもない金峰山、良かったです!とはいえ冬なので天気が悪いと怖いですが、今回のように快晴だと南アルプス、富士山、八ヶ岳などのパノラマが楽しめました。山は登る季節を変えると違う表情が楽しめるな~と改めて感じました。
車がないと行けないのがネックですが、逆に温泉とかSAグルメも楽しめたので良かったです。富士山に今年の安全登山を祈願し、新年らしい山行となりました。
★FIN★