今日もポレポレ 女山旅日記

ポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくりゆっくり」。山が好きな女子が登山、旅行、美味しい食べものを綴る旅日記ブログ

【福島】西吾妻山でスノーモンスターと出会った~ スノーシューで行く雪山百名山

今年は暖冬のようで、山の雪も少ないですが。

3月でも雪で遊べる山は多く、福島県西吾妻山(にしあづまやま)に登った時の記録です。

 

新幹線で行く、日本百名山西吾妻山の雪山ハイク

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西吾妻山とは ~スノーモンスターに出会える場所

西吾妻山吾妻連峰の最高峰、標高は2,035mあります。

深田久弥による日本百名山にも選定されています。

夏は山頂が樹木に覆われて展望がありませんが、冬は豪雪によって木々はすっぽりと雪に覆われ、一転して見晴らしの良い山となります。

 

そして冬、樹木を覆う様がモンスターのような、「スノーモンスター」が出現!

ここはアイゼンでもピッケルでもなく、スノーシュー(またはワカン)で突撃です。

 私はMSRスノーシューを履いています。

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日程&登山ルート ~グランデコ・スキーリゾートからリフト利用

【日程】2018年3月3日(土) 

【登山ルート】福島県グランデコ・スノーリゾート(スキー場)よりリフト利用

グランデコでは、リフトが1回520円でした。

最初にゴンドラに乗り(ここで2枚必要)、更に第4クワッドリフトに乗り継ぐため

一人3枚のチケットが必要です。

また、帰りはゴンドラに乗ってまた麓に戻ってくる必要があります。

私以外のメンバーはMYスノボを持参、西吾妻から下山後はスノボで降りてくるプランです。

 

ゴンドラ~第4クワッドリフト~登山開始~西大嶺(にしだいてん)~西吾妻山

ピストンのため復路同じ道戻ります。

 

【移動方法】大宮~新幹線利用で郡山駅下車~仙台の先輩の車に拾ってもらい、車で約1時間移動しグランデコ・スノーリゾートへ。

 

※12月初旬~3月は郡山駅からのスキー場直通シャトルバスがでています。詳しくはグランデコ・スノーリゾートのホームページに情報あります。

※都内からだと、スキーバスツアー(夜行バス)でのアクセスも可能です。

この2つの方法だと、車全く利用せずに公共交通機関のみでアクセスができます。

 

米沢側の天元台のスキー場から登る方法もありますが、

東北新幹線で行きやすく、仙台からも来やすいということでグランデコより登ります。

 

西大嶺~西吾妻山の山レポ ~快晴で笑いが止まらない

第4クワッドリフトを降ります。

リストでラクラク来れるので、その時点でこの眺望!

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スキーヤー&ボーダーの邪魔にならぬよう、端によってスノーシューを装着。

日焼け止めも念入りに&バラクラバで顔をガードします。

快晴ということもあり、他にも登っている方々が準備していました。

でも、グランデコのスキー場でスノーシュー貸出などあれば、もっと繁盛しそうなのに・・・

 

私以外のメンバーはMYスノーボードをデポ。(ここに戻ってこないと大変)

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10:15 登山スタート!

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フィンランドってこんな感じなのでしょうか。

たっぷり雪がついて、幻想的です。

 

アイゼンではボフッと沈んでしまうので、浮力があるスノーシューがベストアンサー。

そこそこ急な登りもありますが、振り返ると檜原湖が見えました。

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頑張って歩くため、ストックがあると役立ちます。

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スノーモンスターの「旬」は2月だと思いますが、残っていました!

人間と比べると大きさがわかります。

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まずは西大嶺(にしだいてん)という1,982mの山を目指し、

そこから西吾妻への稜線を歩きます。

西大嶺の山頂付近にも、ミニモンスター達がいました。

 

そして稜線。。。

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純白の雪が美しく、そこをスキーヤーが滑り下りていました。

かっこいいなあ。。

 

この日はとにかく快晴で、青空×モンスター×雪 でテンションがあがります!

笑いが止まらない!

でも寒いから鼻水もでる!

(雪山の鼻水問題&サングラス曇る問題、なんとかならないかいつも悩みます)

 

今日は快晴ですが、稜線は広いので悪天候だと道を見失いそう。天気次第です。

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途中、山小屋がありました。一階は半分ほど埋まってました。

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そして西吾妻山の山頂へ到達!

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山頂碑は元々ないのか雪で埋もれているのか

特に「ここが山頂」とはわかりませんが、

周りにいる方がGSPでそれらしき場所を教えてくれました。

 

相変わらず山座同定できませんが、近くに磐梯山(ばんだいさん)が見えていました。

安達太良山(あだたらやま)の方角はどっちだ?!」とわいわいしながら過ごします。

 

下山途中、風がしのげる場所で腰を落ち着けラーメンのお昼ごはん。

寒い雪山で食べるラーメン。100円で私を幸せにしてくれます。

 

のんびりしていたらお手洗いに行きたくなり、帰りは急いで下山しました。

すると、雪の上の足跡を追っていて、いつの間にかメンバーとはぐれ

午前中登り始めたところとは違う場所に降りてしまいました。

結局、スキー場だったのでリフトの名称から無事麓までゴンドラで戻れましたが

慌てて間違ったトレースを行っていたことを反省しました。

これがスキー場でなかったら、と思うと怖いです。

下山後の「今日のお宿」 裏磐梯ロイヤルホテル

下山後はグランデコからほど近い、裏磐梯ロイヤルホテルに宿泊しました。

温泉につかり、ホテル内の居酒屋割引券付きプランにしたので地酒で酩酊

特に写真はないですが、朝食も豪華でした~。

 

西吾妻山 スノーシューハイクの感想

天気に恵まれ、スノーモンスターの不思議な景観に出会え、

周囲に東北の山々を望み、

下山後には温泉が待っている!というとっても楽しい一日でした。

 

スノーシュー気になるけど道具いきなり揃えるのはちょっと」と

購入のハードルが(私としては)高かったスノーシューですが

行動範囲や山の楽しみ方が広がるのでオススメです。

 

美しい山に感謝!

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西大嶺より東北の山々(名前がわからない)を望む

 

★FIN★

 

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