今日もポレポレ 女山旅日記

ポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくりゆっくり」。山が好きな女子が登山、旅行、美味しい食べものを綴る旅日記ブログ

【はじめてのソロテント】山女子のザックの中身。持ち物反省会。

4月に初のひとりテント泊デビューを果たしました!といってもテント装備を背負って歩いたのは往復で2時間弱だけですが、まずは一歩踏み出すことが大事なので良しとしてます。

 

その時持って行ったものの中には、「これはテント泊で必要だな」「これはいらなかったかも」と思うものがありました。

ということで、いつになるかわからない次回のソロテントに向け、ザックの中身を振り返ります。

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1、初めてのソロテント泊で持って行ったもの

4月16日、山梨県の100名山、瑞牆山でテント泊登山をしました。二人で、ではなく一人だけでの初めてのテント泊。

aotora2019.hatenablog.com

 

楽しかったのですが、色々反省もありました。か弱くはないものの、普通の体力の私が、一人だけで背負える荷物はどれくらいか?実際に背負って斜面を歩いてみないとわからないものですね。

 

その日、こちらが私のリュックサックに入っていたもの。(この他にカメラ)

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一つずつ振り返って次回の山旅に活かしたいと思います。

 

ー「住」:テントやシュラフなど

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まず衣食住の「住」から。

 

◆テントは自分で選んだものではなく旦那さんのです。ブラックダイヤモンドの2人用テント、シングルウォール。

 

この写真の黒い袋です。自分で買っていないので重量不明ですが、古いからちょっと重いらしい。というか、大きいです。ザックの大部分をテントが占拠することに。

最新のテントはもっとコンパクトなんでしょう。でも高いから買い替える気はないです。

 

シングルウォールは設営がとにかく楽!シングルウォールのテントは結露するって言いますが、このモデルは結露なしで優秀です。

 

2人用テントといっても、本当に2人で使うとキツキツなのですが、今日は一人だからリュックサックをテントの中に入れても広い!

 

シュラフモンベルのダウンハガー#003.3シーズン用です。

 

 ◆エアマットはサーマレストのネオエアー。これが近いと思います。

軽くて良い。特に文句はないです。

 

ダウンパンツ&ダウンジャケットは防寒に必須です。

 

この「住」の部分はそぎ落とすことはできないので、テントが嵩張ることに目をつむって、このまま使い続けます。

 

ー「衣」:服、着替え、洗面用品

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特に汗をかく季節ではないので着替えは温泉後の下着と靴下のみ、最低限です。でも替えの靴下はいらなかったかも。緑の袋に、その着替えと温泉用手ぬぐいが入っています。

 

左の白い袋には薄いフリースが入っています。

 

この日の服装ですが、①山下着の上に②薄手の長袖Tシャツ、山頂では更に③レインウェアを防寒具として着ました。

テントで寝るにはそれでは寒いので、④薄めのフリースと、⑤ダウンジャケットを持ってきています。防寒具だからこれも削れませんね。

結果的に、この5枚重ねでも寒かったので。

 

洗面用品は温泉用なので必要です。でも、今気づいたら私手ぬぐい2枚にタオル1枚持ってきてました。これが1枚余計ですね。

 

ー「食」:テント泊の楽しみ。山ご飯とお酒

食については本当はもっとこだわりたいのですが、重量にビビッて一番削りました。

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※軽アイゼンは食事グッズではないですが写りこんでます。

 

テントって、山小屋のように雑誌やテレビがないので食事を楽しむ時間が長くなります。それなら山ご飯をしっかり作って楽しみたいところですが、逆に食べられれば何でもいいというのも事実。

 

この日は凝らずにフリーズドライアルファ米レトルトカレーにしました。ご飯とお菓子が入っている白い袋、お弁当袋なので結構コンパクトです。

今回は歩行時間短いので持ってきましたが、レトルトカレーフリーズドライにすると更に軽量になります。

 

火器も一人用のクッカーとバーナーで軽量。

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ここでも反省点に気づきました。

ワインの瓶が余計ですね。

ハーフボトルなのでそんなに重くないと思ったのですが。小さな積み重ねが大事なので、ワインはワイン用プラスティパスに詰め替えてくれば良かったです。反省。

 

ー「便利グッズ」:テント泊で役立つもの

「衣・食・住」が揃ったら、次は快適性の追求になります。

テントだけの話ではないですが、山で寝起きするには光が大事。

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登山に必須のヘッドライトはもちろん、テント内を明るく照らすライトが必要になります。

 

◆ライト:私のライトはソーラーパフです。

▼ソーラー(太陽光)充電中。

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羊蹄山の避難小屋で出会ったガイドさんが使ってるのを見て欲しくなってしまい、買いました。

折りたためるのがいい。軽いのがとてもいい。電池いらないのがいい!

防災グッズとして人気みたいですね。その後数人持っている方見たので、かなりメジャーな商品なんでしょうか。

テントの中が全方向的に明るくなります。買ってよかった。

 

携帯の充電器はあると安心です。

なくても大丈夫だし、山にいる時くらい携帯を見ないというのも好きですが(実際ずっと機内モードにしてます)、一人だと「何かあったら」と不安があります。

その点、携帯があるとイザという時に安心です。

 

◆サンダル:コロンビアの軽いスリッパ愛用してます。

いちいち登山靴履いて外に出なくてもいいので。温泉後に登山靴履くのも嫌なので持っていきます。

 

ー「その他」:娯楽要員は持っていく

自然は好き。だから山にいく。でも6時間以上、テントの中で話し相手もいないというのはさすがに暇に思ってしまう。

 

そんな私(というかほとんどの人はこうではないかと)には娯楽が必要です。

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娯楽としては①カメラ、②本 あたりが良いですが、私は荷物にスペースがあればスケッチブック(ノート)を持っていきます。

 

このブログをはじめる前は持ち物や交通手段を日記的に書いていたので、その名残です。登山のルートを図形として捉えることもできるので紙に書くのはやっぱり好き。

 

本は、この時は池井戸潤さんの「鉄の骨」を持っていきました。山の中でサラリーマンの葛藤について読むのもまた良し。

面白くてあっと言う間に21時過ぎてました。ただ、分厚くて重かった。。。

もっと短編集でいいんだろうな~。

 

2、反省のまとめ。軽量化と忘れ物と。

以上が『4月の瑞牆山でテント泊をする山女子のリュックサックの中身』です。

まとめますと・・・

 

■■余計だったもの■■

・手ぬぐい1枚余計

・靴下(替え)なしでも良かった

・ワインのボトル(軽いケースに詰め替えるべき)

    ・・・でも手ぬぐいとか靴下は軽いからそんなに影響ない。。。

 

■■改善の余地あり■■

・文庫本は、薄い短編か、スマホで読む電子書籍がベター

レトルトカレーフリーズドライにすると軽量化できる

 

■■忘れ物(必要だったもの)■■

・象足(ダウンシューズ) 寒かったので!

・ホッカイロ 寒かったので!

・朝ごはん

・腕時計(してたけど電池切れた)

 

こう振り返ると、意外と余計なもの持って行っていないですね。

スケッチブックや本は重いけど時間がたっぷりあるので必要だったと思ってます。往復の電車も長いですし。

 

一番ダメだったのは朝ごはんがなかったこと。

朝は食欲ないし、2日目は下山だけだからいいや~と持ってこなかったのですが、冷静に考えれば普通は朝ごはん持っていきます。更に重くなるってことですね。

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▲お菓子はたくさん持っていました。これは最近一番のヒット。

 

今回の持ち物から不要なものを削いで、必要なものを足すと、全体の重量は変わりません。ということは、私に重い荷物を持つ筋肉と体力が必要なのでは?

リュックサックの軽量化というのも手段ですが。。。慣れもあると思います。たまにはテントを担いで、衣食住を背負って歩く心地良さに慣れないといけないですね!

 

とりあえず初戦は楽しく過ごせたので、反省踏まえて徐々にレベルアップしていきたいと思います!

では!

 

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