今日もポレポレ 女山旅日記

ポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくりゆっくり」。山が好きな女子が登山、旅行、美味しい食べものを綴る旅日記ブログ

【秋田】秋田駒ヶ岳〜乳頭温泉縦走登山 ムーミン谷でチングルマを見る(夜行バス利用)

7月の3連休、念願だった秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)に行ってきました。ムーミン谷の高山植物が満開のシーズンに行きたかったので、6月末〜7月上旬を狙っての山行です。せっかく東北遠征するならばと、秋田駒ヶ岳和賀岳早池峰山と3連休をフルに使って東北の花の名峰を堪能してきました。

まずは一日目、秋田駒ヶ岳の記録です。

  

 

1.秋田駒ヶ岳とは。ムーミン谷はどこ?

秋田駒ケ岳という山はなく、男女岳(おなめだけ)男岳(おだけ)などの総称です。男女岳は標高1,637m、男岳は1,623mです。

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200名山に選定されており、とりわけ花の名峰として有名で、6月の山開き以降はたくさんの高山植物で彩られます。この、秋田駒ケ岳高山植物帯は国の天然記念物にも指定されているほどです。

 

チングルマの群生で有名なムーミンですが、地図にはその名前はありません。正式な地名ではなく、”通称・ムーミン谷”ってことですね。男岳から女岳の横を通り、駒池の脇を通る馬場の小路のあたりがムーミン谷です。

 

秋田駒ケ岳はここにあります。近くには田沢湖岩手山、八幡平など。

 

2.日程、登山ルート(8合目〜乳頭温泉縦走)

■日程

2019年7月13日(土)(前日の夜行バスより)

7月の3連休初日。

前日金曜日の夜に浜松町を出て、夜行バスで田沢湖駅ヘ向かい、土曜日の日帰りで登山しました。

 

■登山ルート、マップ

8合目登山口〜ムーミン谷〜焼山〜乳頭山〜乳頭温泉への縦走

 左上の+マークを押して拡大できます。

 

秋田駒ケ岳~乳頭山縦走コースタイム

▼今回の私のコースタイム

(9:30)八合目登山口発~(10:50)男岳~(11:40)ムーミン谷~(11:50-12:00)ランチ@ムーミン谷駒池~(12:15)コマクサエリア~(13:00-13:05)横岳山頂~(13:22)焼森~(14:20)湯森山~(14:30)熊見平~(14:40)宿岩~(15:17-15:22)笊森山~(16:20-16:30)乳頭山~黒湯通過~(18:00)ゴール@乳頭温泉孫六温泉

 長い!

 

3.秋田駒ヶ岳の山レポ

■アクセス編〜夜行バスで田沢湖駅

金曜日、早めに仕事を切り上げて家に帰り、ザックを持って浜松町へ。秋田駒ヶ岳へ夜行バスで行くのに便利な夜行バス「レイク&ポート号」に乗り込みます。

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この夜行バスはレイク=田沢湖、ポート=横浜をつなぐ夜行バスで、途中、浜松町(ここも港ありますね)でも乗ることができます。

 

浜松町駅からバス乗り場までにコンビニがあるので、ここで翌日の朝食、昼食も買っておきます。田沢湖駅にはコンビニなしでした。

 

レイク&ポート号は3列シート、ゆったり仕様の夜行バスで、トイレ付きバスです。

途中でサービスエリアでの休憩はない(ドライバーさんの休憩はあってもバスは開かないので外には出れない)ので、飲み物なども買っておきましょう。コンセントなども完備で快適でした。

 

イカーがないから夜行バス利用率の高い私ですが、東京から秋田に車で行くと長時間運転になるし、車がある人でもこの夜行バスは利用価値あると思います。実際、私たちの他にも登山装備の方々が複数名いらっしゃいました。

 

7:35 田沢湖駅に到着。

8時着予定が早く着きました。立派な田沢湖駅の駅舎の中にトイレやキオスクがあります。田沢湖駅から8合目登山口までの直通バスもありますが、私達はとりあえず「アルパこまくさ」へ路線バスで向かいました。f:id:aotora2019:20190721101807j:plain

「アルパこまくさ」は秋田駒ヶ岳への登山基地のような休憩施設で、広い駐車場もあります。秋田駒ヶ岳は6月~10月の土日(6月21日~8月19日は平日も ※年により変動可能性あり)はマイカー規制が敷かれるので、マイカー組もこちらのアルパこまくさで秋田駒ヶ岳8合目登山口までのシャトルバスに乗り換えます。

私達夫婦はここで車で来ている先輩と合流。先輩の車はアルパこまくさに置き、翌日回収しにきました。

 

 ▼8合目登山口までのシャトルバス時刻表(2019年時点)。1時間に2本あります。

2019年は6月21日~8月19日の運行。運賃は620円。

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アルパこまくさには広いトイレがあるのでここを利用。秋田駒ヶ岳で避難小屋に寄らなければここが最後のトイレです。飲み物の自動販売機はありますが、食べ物の販売はありません。

 

8:49 シャトルバスに乗り、8合目登山口へ向かいました。

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■8合目〜ムーミン谷〜コマクサ咲く焼山

8合目登山口に着くと小雨が…。山小屋があり、買い忘れたものがあれば行動食やカップラーメンなど売っています。

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一応トイレもありますが、山に来る前に済ませることが推奨されています。

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小屋の中と登山口横に水場があるので、水筒を満タンにして出発です!

 

9:00 登山開始!

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生憎の雨のため、濡れた登山道を歩きます。最初から高山植物のお花が見られる歩きやすい道です。

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大きな葉っぱがたくさん登山道にせり出しているので、服が濡れる〜💦レインウェアを履いておいて正解でした。

途中、こんな看板が。。

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秋田駒ヶ岳〜乳頭山の山行中、この看板が何度も出てきます。「クマ出没注意」の看板に金属の棒がついていて、それを叩いて熊に人間の存在を知らせるもの。熊でてきませんように。

 

やがてこのような木道に出ます。

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天気が良ければ木道両側が見渡せたんでしょうが、生憎の雨でした。それでも、鮮やかなお花が見えると気分が明るくなります。

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ヨツバシオガマや、綿毛になったチングルマが多かったです。

 

さて、男岳(おだけ)方面へ向かいます。

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もうこんな天気だし、山頂はいいからムーミン谷に早く行こうということになりました。視界が悪いのでGPS地図頼りです。男岳までの登りはやや傾斜がありますが問題なし。

 

10:50 男岳到着!

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山頂には祠がありました。晴れてれば展望あるのでしょうが、、真っ白。

 

秋田駒ヶ岳には秋田駒ヶ岳という単独の山があるわけではなく、男岳(おだけ)、女岳(めだけ)、男女岳(おなめだけ)、子岳(こだけ)などいくつかの山々が連なっています。最高峰は男女岳でそこへ登る人が多いですが、私達は乳頭温泉への縦走で下手したら9時間かかるので、男女岳は行かずに進みました。

 

男岳より更に奥がムーミン谷方向なので、山頂よりそのまま奥へ進みます。ちなみに全体を通してムーミン谷への看板はないのでわかりにくいです。

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男岳から奥への道、あるはあるけどかなり急でした。土がズルズル滑って大変。私のレインパンツも泥だらけに…。

後から聞いたら男岳から直接ムーミン谷へ下るコースは荒れていて一般的ではないようです。

 

ともあれ、やっと急斜面をくだりきると、高山植物のお花畑が広がっていました。

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もう終わりかけではありますが、チングルマのお花もたくさん!キレイ〜!

綿毛になってるのと両方見れます。綿毛もしっとりと雨に濡れています。

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木道の一本道の両側にチングルマがびっしり!

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11:50 お腹も空いてきたので簡単な昼食に。ムーミン谷にある駒池という小さな池のほとりで食べました。今日は長丁場でゆっくり休憩する余裕はないので、10分でおにぎりを食べます。

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ムーミン谷では結局晴れず。横岳方面へ歩くと、火山らしい砂礫地になり、コマクサが咲いてました。

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高山植物の女王、コマクサ!

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貴重な高山植物だと思いますが、道の両側に大群落を作っていました。この規模、すごいです。栄養の少ない砂地でも生きられる数少ない植物です。

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ザラザラと歩きづらい道を、横岳へ向けて一歩一歩進みます。登山道脇に目をやると、至るところにコマクサが。

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▲わかりずらいですが、沢山のコマクサが咲いています。

 

そして歩いているうちに、徐々にガスが晴れてきました。


13:05 横岳山頂!

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横岳からは、最高峰の男女岳がよく見えました。天気がイマイチなままならこのまま8合目登山口に戻ろうか…と話もでていましたが、天気予報通り晴れてきた!

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長丁場になることを覚悟し、乳頭温泉へ縦走することに決めました。

 

■稜線が美しい乳頭山への縦走路

青空が見えたら俄然元気が出てきて、縦走路へ歩き出します。

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この稜線!最高です。

どこまでも続くなだらかな稜線と、取れかけのガスが立体的ですごく絵になります。

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ここを歩きたかったんだ〜!ぐんぐん気温が上がり、突然夏らしくなりました。さっきまでの曇天と低気温が嘘のよう。

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午前中の天気のせいもあるでしょうが、こちらの方面へ歩く人は少ないのか静かな登山道でした。

 

13:20 焼森

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小ピークである焼森というところを通過。

ここも見晴らしが良いです。遠くを見てのんびりしてる旦那さんを置いて先へ。速く歩けない私は、休憩は短く、ゆっくりでも歩き続けます。

 

分岐を湯森山方面へ。

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この辺から虫が気になりだしました。暑くなって来たから虫も元気になってきたのかな?

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キレイな葉っぱと、所々見られるお花に励まされ、一旦下ります。急なくだりではやっぱりストックがあると便利。

こんな草藪を歩くので葉っぱが顔にかかります。

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こんな細い泥水の後のような道も。こうゆう草のトンネルになっている場所に虫が多い・・・

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 蚊ではなく刺したりしませんが、虫が口に入らないように喋らずに鼻呼吸です。

 

14:05 湯森山

本当の三角点はここから2~3分の草の中にありますが、湯森山の看板と地図がありました。

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この地図わかり易いです。私達が向かう乳頭山、そして孫六温泉はまだまだ先だなあとぼんやりした気持ちになります。

f:id:aotora2019:20190721184108j:plain疲れが出てきますが、ヨツバシオガマかな?お花を見ると元気が出ます。

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途中、雪渓がありました!

雪渓の横断はないので見るだけですが、7月でも残っているなんて、さすが北東北。

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下りきると、尾瀬のような木道がまた出現。

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14:30 「熊見平」という名前が付いた場所です。きっと地名の由来は熊が出る場所だったからなのでしょう。今は草が刈られた見晴らしの良い草原になっているので熊はここにはでなそう。

それにしても、歩きだしてから5時間経過しました。

ここは湿地帯のようになっていて、木道が水に浮いていました。

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水の中をみるとオタマジャクシがいましたよ!オタマジャクシ見たのって子供の時ぶりかなあ。

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湿地帯を越えるとまた緩やかな登りになります。秋田駒ケ岳は火山でごつごつした山が連なりますが、アップダウンはあまりなく、緩やかな道が多いです。だから長時間でも歩こうという気になります。

途中にある「宿岩」という大きな岩。失敗写真で大きさが伝わらないですが、離れたところからでも目立ちました。

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宿岩を越えるともう笊森山かと思うのですが、小高い丘に惑わされました。宿岩からまだ35分歩いてやっと笊森山です。

 

振り返ると絶景かな・・・。乳頭山まで歩くと中々ハードですが、この稜線を見渡せるのは歩いたからこそ。

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15:17 笊森山(ざるもりやま)到着!

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地図上では笊森山に「見晴らし良い」書かれています。

ややガスが出て来てしまったのですが遠く歩いてきた道が見えます。まだまだ乳頭山までは距離があります。緑が綺麗~!

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乳頭山が見えてきました。秋田側では乳頭山。岩手側では烏帽子岳と呼ばれています。

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乳頭山へは登りになります。

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踏み跡が少なく、今日何度目かのやぶ漕ぎです。今の時期は草がぐんぐん成長しているので登山道を歩くのも一苦労。枝や葉っぱが刺さるので長袖長ズボンで正解でした。

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乳頭山の斜面を登っていくと、昨年歩いた裏岩手縦走路方面を望みます。三ツ石山などが見えたようです(と、同行者が言っていたけど私は山座同定できず・・)

上からは池塘が見えました。

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すっごくきれいなブルー!こんな風に景色が変わるから縦走は楽しいです。

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そして池塘をみつつ、最後のしんどい登りを頑張って登っていくと、ついに山頂に・・・!


■乳頭山(烏帽子山)より乳頭温泉

16:20 標高1,477m 乳頭山に到着!

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達成感ありありです!もともとは「秋田駒ケ岳に登る」という話だったのが、段々乳頭山まで頑張ろうという意識になり、焼森や笊森山を通っても「乳頭山まだ遠いな」と思っていた場所にやっと来れました。

10分ほど休憩で、喜びを噛み締めます。夕方なのでお腹が空いてきて、残ってた菓子パンを食べました。

 

さて、ここからは乳頭温泉へ向けて下山。地図によるとここから2時間かかる(!)と書いてありましたが、少し巻かないと夕飯が終わってしまう(汗)結果的には1時間半で温泉につきました。

乳頭山から降りるとまた木道が敷かれていました。ここの分岐を右に行くと、田代平避難小屋があり、裏岩手縦走路につながっています。

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乳頭温泉は予約の取りにくい宿でもあるので、温泉に宿泊せずに避難小屋泊もありですよね。その場合は翌日に湯めぐりができるのでより温泉を楽しめそうです。

 

さて、くだるくだる。

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道は荒れ気味。くだるくだる。

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か~なりはしょりましたが、歩きにくい木の根や段差の大きい階段を越え、ひたすらくだります。もう7~8時間歩き続けているので、集中力も切れかかっています。そんなくだりこそ慎重に。私は徐々に膝に痛みがでてきました。

 

そして、森を歩いているときに、ツンと硫黄の臭いが。温泉が近い!

平らな道に出て歩いていくと、道の脇に温泉が湧いていました!

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触るとあったかかったです。

 

やがて乳頭温泉の最初の(最奥の)宿、黒湯を過ぎ、はやる気持ちを抑えて歩くと(もう走れない)・・・

 

あった~!私たちの(予約した)宿!孫六温泉が見えました。

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18:00 孫六温泉(まごろくおんせん)到着です。

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結構遅くなることがわかっていたので、朝、アルパこまくさから宿に電話を入れておきましたが、それでも遅い到着になった私たちを迎えてくださりありがとうございます。

 

夕食は19時までということでしたが、ベッタベタに汗をかいているのでまずは温泉で汗を流しました。山→温泉→からのビールは最高に美味しかったです。 

秘湯と呼ばれる乳頭温泉ですが、私たちのように山から行く人よりも圧倒的に車で行く方が多いので、新幹線と車やバスならアクセスしやすいと思います。いい温泉だったので、この宿のことは別の記事で書くつもりです。

 

そして翌日、朝風呂と朝ごはんを楽しんで、バスに乗ってアルパこまくさの駐車場に戻り、先輩の車を回収して次の山へ向かったのでした。

 

4.秋田駒ヶ岳で出会った高山植物、花

今回の山旅では、天然記念物になるほど豊富な秋田駒ケ岳高山植物を見ることができました。2019年7月13日に出会った花々をまとめます。

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▲ハクサンチドリ

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▲ミヤマダイコンソウ。この黄色いお花もたくさん見られました。

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▲エゾツツジ。ピンクの花が目立って、たくさん咲いていました。

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シラネアオイ。男岳からムーミン谷に降りたところで出会いました。

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▲コマクサ。国内屈指の群落なのではないでしょうか。

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ヨツバシオガマ。乳頭山への縦走路で私を楽しませてくれた花。

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▲コミヤマハンショウヅル。

ボケてますが・・結構見られました。黒に近い紫の花が下を向いていて特徴的。ミヤマハンショウヅルが、東北でだけ多少種類が違ってコミヤマハンショウヅルと呼ばれるそうです(←知識があいまいなので説明が不明瞭ですが、とにかく東北でないと見られないらしい)

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チングルマ。雨に濡れて花弁が透き通ったところもかわいい。

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ニッコウキスゲ。一日しか咲かないと聞きましたが本当なのでしょうか?

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▲ミネウスユキソウ。乳頭山麓で見られました。ミヤマウスユキソウやハヤチネウスユキソウよりずっと小ぶりです。
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シャクナゲ。ピンクなどの色のついたものではなく、真っ白なシャクナゲが多かった印象です。

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▲おっきなアザミ。オニアザミ??雨のせいか真っ黒に見えるものがあり、珍しかったです。

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▲この子の名前はわからず。高山植物らしい控えめなお花。

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乳頭温泉への道中なのでもう下山後といっていい場所でアジサイが綺麗に咲いていました。翌日も街中でアジサイをたくさん見かけたので、7月中旬の秋田はアジサイが綺麗な季節のようです。

 

これ以外にも小さな白いお花とか、色々咲いていて綺麗でした。花の名前を覚えるのは難しいですが、知っている花が増えると登山の楽しみも増えますね。花にあまり興味のない旦那さんも、群生していたチングルマは覚えたようです。
 

5.秋田駒ヶ岳登山の感想とアドバイス

 9:30の登山開始から、18時の温泉到着まで、約8時間半、よ~く歩きました。多分同行してくれた男性陣二人は、私がいなければもっとハイペースで歩いたのでしょうが・・・運動部出身でもないノーマルハイカーとして私も頑張ったと思いますよ!自分で自分を褒めたい!

 

元々はこんな流れで登山が決まりました。

秋田駒ケ岳ではムーミン谷がいいらしい→チングルマの季節に行きたい→その先に乳頭温泉という秘湯と呼ばれる温泉があるようだ→温泉も入ったら最高だね→どうせなら温泉まで歩こう。縦走路はきれいそうだ→温泉で一泊すればいいね。宴会できるね!

乳頭温泉ではビールを飲んで美味しい夕食を食べ、混浴露天で秘湯感を味わって、コロっと就寝。宴会する前に疲れて寝てしまいました。

 

とっても景色が良く温泉も最高なので同じルートをおすすめしたいですが、同じようなプランで歩こうと思っている方へささやかなアドバイスを。

  • 7時間以上の登山でも大丈夫な人に限る。4時間位しか歩いたことのない登山はじめたばかりの友人などを軽率にこのルートに誘わやないこと。鬼だと思われる。
  • 私は朝アルパこまくさを8:50に出発したあと、孫六温泉まで一度もトイレなしでした。汗をかく時期だったのでトイレに行きたいと思わなかったですが、携帯トイレがあると安心です(トイレブースはないけど)。逆に、紅葉の時期など汗をかきにくい時期の登山は外トイレ問題を覚悟した方がいいと思います。
  • 熊鈴やラジオを携行して熊に注意。
  • 長丁場なのでストックがあると安心。水たまりもあるのでハイカットシューズがベター。藪を歩くので長袖長ズボンを推奨。
  • 乳頭温泉郷に泊まる場合、「黒湯」「孫六温泉」「蟹湯」(以上山奥からの順番)のどれかにしたほうがいい。一番有名な鶴の湯はかなり離れています(つまり道路に近い。山から離れている)。下山してから温泉に辿り着けないことにならないよう気を付けて。
  • 私のような普通の30代女子はこのコース日帰りは無理です。乳頭温泉か田代平避難小屋宿泊を。健脚なら、このまま乳頭温泉からアルパこまくさや田沢湖駅行きのバスに乗って帰ることもできるようです。

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温泉もいいし、8合目~ムーミン谷の周回だけでも十分楽しめるので人気の理由がわかります。

そして私たちは、この翌日は秋田の200名山、和賀岳へ懲りずに行ったのでした。

 

 以上です。でもいい山だったなあ~。

長い記録になってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

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